「人が生きる理由」と「子供の足を引っ張る親」の話

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こんにちは、もっちーです。

今回は、毒親というテーマというより
人生そのものを大きな視点で見ることで、

人間の「根源的な生きる力」
について迫ってみようと思います。

この話を読んでいくことで、

そもそも人はなぜ生きていくのか?
どういう生き方が幸せな生き方なのか?

あるいは、

親とはどういう関わり方をするのが、
お互いにとって良いのか?


が分かります。

人はなぜ生きるのか?

皆さんは、
「人はなぜ生きていくのですか?」
と聞かれたら、なんと答えますか?

答えは人によって違うと思いますが、
ぼくの今の考えは
「命を次の世代につないでいく為」です。

そもそも人は最終的には寿命や病気などで
亡くなるわけですが、

種族保存のために、
子供を生み育てることが必要です。


あるいは、自分の子供ではないが、
誰かを育てることで
間接的な種族保存をしていきます。

これは、例えば保育士とか教員とか、
会社で部下を育てることに
熱心になったりすることもそうです。

これは、心理学の分野では、
エリクソンの発達段階論
として知られています。

自分で人生に生きる意味を与える

では、人が生きていること自体に
意味があるかというと、
実は意味はありません

ただ生まれたから
生きているというだけのことです。


しかし、そこで
「何のために生きているのか?」
と悩むのは、

人が自分の人生に
何らかの意味を持たせたいから
悩んでいます。

自分の人生に意味がないなら、
そもそも生きる理由が
見つからなくなってしまう。

「生きる意味がわからない…」
と塞ぎ込んで、
人生に絶望してしまう理由の一つになります。

そうではなくて、
人生に生きる意味など最初からないので

人生に生きる意味を
自分で与えなければいけません。


「自分が生きているのは、この本を書きたいから」
「子供を無事に育て上げたいから」
「災害で困っている人を救助したい」
「自分の料理の腕で、美味しい料理を振る舞いたいから」

とか、生きる理由を後から作っていきます。

この生きる理由は、

自分自身の欲のためであるより、
他者貢献が理由である方が
より強い生きる理由になります。


これは、実際に体感してみないと
しっくりこないかもしれませんが、
例えると

「週刊少年ジャンプ」を読むために
毎週頑張って生きている人と、

人を助けるために
体を張って仕事をしている人とでは、

やっぱり後者の方が
強く生きていそうだなと
感じると思います。

親にエネルギーを吸われている

一度、話を最初の

「人が生きていくのは命を次の世代につないでいく為」

という話に戻します。

命を次の世代につないでいくというのは、
つまり、自分と未来をつないでいく

ということです。

今と未来という時間の中に、
自分が橋渡しの役目を負うのです。

これは、かなりの
時間や体力(エネルギー)が必要
になってきます。


ぼくが今このブログを書いているのも、
次の世代につないでいく為であり、
そのために大きな時間や労力を割いています。

未来とつながるために、
エネルギーの大半を使っているということです。

なので、過去とつながるために
エネルギーを使いすぎている人は、
当然、未来とつながることができません。


ここで、毒親問題の話になってくるわけです。

親は自分より先に生まれた存在、
つまり過去の存在です。

親とつながるということは、
過去とつながるということ。

例えば、親の愚痴とか悩み話を聞きすぎる人の場合は、
親に大きなエネルギーを注いでしまっています。

自分が未来に対して使うはずの
時間や労力といったものを、
自分の親に与えてしまっているのです。

そういう親は、自分では自覚できていませんが
子供の大切なエネルギーを
奪っているのがわかっていません。

なので、子供は
親にエネルギーがとられてしまって、
人生の満足度も低いまま生きることになります。


こういう親は、
毒親と呼ぶほどひどい親ではないが、
無意識で子供の足を引っ張りがちです。

加えて、子供側も
親に対して甘やかしているので
そうなっている面もあります。

なので、子供も
自分が持つ時間や体力(エネルギー)は、
親(過去)に使いすぎない意識が大切
なのです。

まとめ

今回の話をまとめます。

・自分が生きていることに理由はない。生きているから生きている。
・生きている理由を考えるのは、人生に意味が欲しいから。
・人生の意味は、自分で与えないといけない。
・子供や次世代の事など、未来の為にエネルギーを使うと幸せにつながる。
・親(過去)にエネルギーを使いすぎない。

ということでした。

今回の話は難しい内容だったと思いますが、
すごく大事な内容だったので、
ぜひ、もう1回読み直して理解を深めて欲しいですね。

では、また次回の記事でお会いしましょう。