同じことばかり考えてしまう「ぐるぐる思考」の原因と仕組み

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どうも、もっちーです。

今回は、
「同じことばかり考えてしまう「ぐるぐる思考」の原因と仕組み」
という話をしていきます。

ぐるぐる思考とは、
同じことを考え続けてしまう現象のことで、
反芻思考と呼ばれています。

ぼくもこのぐるぐる思考に悩まされていたので
よく分かるのですが、

考えたくないと思っていても、
頭の中に思考が流れてくるように
考えてしまう
んですよね。

考えたくない!
と強く思っていても考えてしまい、

その内容も苦しいものだったり、
トラウマを呼び起こす
ものだったりして、

次第に心も苦しくなって
「誰か頭の中の声を止めて!」
と叫んでしまいたくなる
ほどです。

この状態のままでいると、
日常生活もままなりませんし、

幸せな人生を送るとか
そういう次元の話には到底辿り着けません。

一生、うるさい頭と喧嘩をしながら
生きていく
ことにもなってしまいます。

今回はこのぐるぐる思考について
解説をしていくのですが、
かなり複雑になってしまいそうなので、

今回は全体像を
ザクっと理解してもらって、
詳細は別の記事で書こうと思います。

なので、このぐるぐる思考を止めたいと
思われている方
の為に、

ぼくがぐるぐる思考の
原因と仕組みについて
解説をしていきますね。

ぐるぐる思考が起こる仕組み

ぐるぐる思考が起こる原因の一つは、

思い出したくない記憶を
思い出し続けた為に、
脳の回路が強化された為
です。

人間の脳は、
ある一つのトピックを思い出し続けると、
それを再び思い出しやすくなります。

例えば、
八×八=?
という問題があったとすると、

大抵の人は
「はっぱろくじゅうし」と唱えて
64という答えを出せると思います。

あるいは、職場の新人に
「田中」さんが新しく入ってきたら、

田中さん、田中さん、田中さん…
と何回か復唱したりして覚えると思います。
(復唱しない人もいるかもですが)

このように、
人は同じ事を何回も考えていると、
それが記憶として定着し、覚えます。

更にそこから一歩踏み込んで、

同じ事を徹底的に何回も考えたりしていると、
それが頭から離れなくなります。

常に仕事モードで
昼も夜もなく働いているような人は、
朝起きてすぐに仕事のことを考えたりしますが、

これも同じ事を考え続けているから、
考えようとしていなくても、
頭の中にそのトピックが湧いてくるのです。

これが自分の好きなトピックならいいですが、
嫌な記憶やトラウマを呼び起こすものだと、

思い出したくないのに、
頭の中に流れ込んでくるように
思い出してしまう
のです。

ぐるぐる思考を止める方法

では、このぐるぐる思考を止める為に
どうすればいいのかというと、
以下の方法があります。

・原因となるトピックに結論を出し、もう考える必要がないようにする
・嫌な記憶、トラウマを呼び起こす文章や人を目にしたり、体験をしないように、それらから離れる
・認知行動療法を行う

詳しい解説は他の記事でするので、
今回はそれぞれを簡単に触れていきますね。

まず、
「原因となるトピックに結論を出し、
もう考える必要がないようにする」
ですが、

同じことを考え続けているから、
脳が更に考えようとしてしまっているので、

それ以上考える必要がないように、
考えていることに対して
結論を出す
ことで、

それ以上考える必要がないようにします。

例えば
過去にいじめを受けていたとして、
そのことに悩んでいたとすると、

過去に起こったことは
今から変えることはできないので、

「今、過去のことを悩んだり悔やんだりしても
何も変わらないんだな」

と、その悩みに対して
結論を出してトピックを終わらせてしまうのです。

すると、最初のうちは
またその思考が出てきますが、
そのたびに

「その悩みはもう終わったことなので、
考えても意味がないな」

と考え直します。

そうしていくと、徐々に
そのトピックを頭の中で薄くなっていき、
やがてほとんどなくなります

次に
「嫌な記憶、トラウマを呼び起こす文章や人を目にしたり、体験をしないように、それらから離れる」
ですが、

心の問題を抱えている人はある出来事があった時に、
それをネガティブな発想に結びつけやすい
傾向があります。

例えば、毒親育ちの人であれば、

街中で泣いている子供がいて、
母親がその子供をあやして
抱っこして歩いていく、

という光景を見た時

「自分の親はあんなふうに
自分に接してくれなかった」

過去の記憶と
結びつけてしまいやすい
のです。

これはぼくも痛いほど分かるし、
割と今でもあります。

このケースでは防ぎようはありませんが、

テレビやSNSなどでは
こういうネガティブな思考に結びつきやすい

情報がやってきやすいです。

なので、こういったものから
距離をおく
ことが大切です。

最後に
「認知行動療法を行う」
です。

認知とは
物事の捉え方や考え方のことで、

この認知が歪むことで、
悲観的になったり
ストレスに弱くなったりします。

このいびつな考え方を修正することで、
心を整えていこうとすることが
認知行動療法です。

ぼく自身は、認知行動療法は
キチンと知っているわけではないので
ここでは触れるだけにしておきます。

(いい加減なことを書くわけにはいかないので)

ただ、ぼくは30年
毒親のことで苦しんできたのですが、
自分なりに解決法を模索していく中で

結果的に
自分でできる認知行動療法に
取り組んできたんじゃないかな、

と思っています。

いますぐできること

なので、
ここまでの解説をまとめると、

同じことを考えてしまうぐるぐる思考は、

同じことを考え続けた結果、
脳が強化されて考え続けてしまう
ようになってしまっています。

それを止めるために、

・原因となるトピックに結論を出し、もう考える必要がないようにする
・嫌な記憶、トラウマを呼び起こす文章や人を目にしたり、体験をしないように、それらから離れる
・認知行動療法を行う

などの方法があります。

まずは、取り組みやすい
「嫌な記憶、トラウマを呼び起こす文章や人を目にしたり、体験をしないように、それらから離れる」
ことから初めてみるといい
でしょう。

特に、Twitter(X)は
ネガティブな思考を共有しがちなので、
見る機会を減らしていくことが重要です。

ぼくは、毒親育ちが自分を取り戻し、
自分の人生を送るために
必要な情報を発信しています。

お困りの方は、
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