「毒親話」が通じないのは、種類や毒親度はみんな違うから

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こんにちは、もっちーです。

今日は
「毒親話」が通じないのは、種類や毒親度はみんな違う
という話をしていきます。

いきなり質問なのですが、
みなさんの親は毒親でしょうか?

おそらく毒親でしょう。
この記事を見てくださっているくらいなので。

でも、「毒親の話」をすると
他人と話が通じない…
というのはよくある話ではないでしょうか?


今回はこの、
「毒親とは何か?」
という話をします。

あなたの毒親絡みの問題を解決するには、
毒親というものを掘り下げて
考えなければ解決ができない
からです。

毒親は様々な種類がある

まず、毒親という言葉は

アメリカでカウンセラーなどをされていた
スーザン・フォワードという方が書いた

toxic parents(訳本:毒になる親)
という本からきています。

そして、毒親と一括りに言っても、
実は様々なタイプが存在しています。

・ふんぞり返って子どもを支配する親
・支配的な父親の言うことを否定せずに聞いてしまって、
子どもを守らない母親
・子どもに必要な世話をしない親
・子どもを無視する親
・子どもを物のように扱う親
・子どものすること全てをチェックするような親
・子どもを子供扱いして自立させない親
・子どもの足を遠回しに引っ張る親
・アルコール依存症、薬物依存症などの親
・子どもに憎しみのエネルギーをぶつける親
・子どもに暴力を振るう親
・子どもに性的暴行をする親

など、挙げればキリがありません。

そして、これらの特徴が更に重複することがあります。

例えば、
子どもを無視しながら、子ども扱いして自立させずに、足を引っ張り、必要な世話をしない親…など

なので、自分の親がどういうタイプの人なのかを
キチンと把握することが難しいわけです。


この親や家庭環境があって
子どもは育っていくわけですが、

子ども自身の性格や家庭環境以外の環境
(学校とか、友達とか、祖父母との関係性など)

によって、
子どもに現れる問題の種類や重症度も変わります。

そもそも、親は毒親なのに、
子どもはそれに気づいておらず
毒親を毒親と認識していないこともあります。

なので、
「親が毒親だ」と思っている子ども同士ですら
なかなか分かりあえなかったりするわけです。

親子の性格が合わないこともある

そして、親子の相性の問題もあります。


人は同じ人間でありながら、
性格や性質は大きく異なります。

普段は自分の意見は言わず、
相手に合わせて話を聞いて共感したり、
してもらったりすることが普通の人もいれば、

感じた感情がどうであれ、
問題があれば合理的に考えれば
全て解決できるだろ?みたいな人もいる。


親子は両親の特徴を引き継いでいるわけですが、
だからといって、
両親と全く同じ性格、性質にはなりません。

なので、親子だけど
相性が悪くて話が合わない、
はありえるのです。


更に、毒親とまではいかないけど、

性格的に過干渉になりがちであったり、
世話しすぎて相手が自立できなくなったり、
つい嫌味を言いがちな人もいます。


だから、親子といえど「これが親子だ!」みたいな
理想の親子関係は
意外と少ない
のではないかと思います。

親子の成熟度も人によって違う

毒親というのは、毒親の親、
つまりあなたの祖父母が毒親であった可能性が高い
です。

毒親の毒を受け継いでしまったから
思考パターンに偏りができて
毒親らしい振る舞いをするようになったり、

毒親が自分自身を見つめることをせずに、
人間的に未熟であったりすると
毒親の毒親度が上がったりします。


逆に、毒親が自分自身を見つめることで、
人間的に成熟して
毒親度が下がることもあります。


親の人間としてのレベルの問題
ということですね。

自分の親と家庭環境を思い出してみる

ここまで様々な話をしてきましたが、
一口に「毒親」と言っても、
その正体はすごく複雑なのです。


そして、あなたが
幸せな自分の人生を生きる為には、

親や家庭環境について思い出して、
どんな問題があったのかを
明確にする必要があります。


大変な作業にはなりますが、

あなたの親はどういうところが毒親で、
なぜ毒親と思うのか?
を一度、紙に書き出してみてください。

精神的にも負荷がかかりますが
ゆっくりで良いので、
ぜひやってみてください。


こちらの記事も参考になると思うので
合わせて読んでみてください。